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What's "CINEMIME"?

フランスの演劇人ジャック・ルコックのメソッドのひとつ「シネマイム」
映画のシーンを身体で表現するこの手法を、テンナインは、集団化と場面に応じた活弁の付与によってコメディ・パフォーマンスへと変化させる。

「あの映画の名シーンを、いま目の前で」

このポリシーに基づき、観客の記憶や、その映画の断片的な見聞によるイメージ、または映画というメディアそのものへの印象に働きかけ、頭の中で電球が灯るような瞬間を提供する。

「シネマイム」を語る前に

「演劇」とか「パフォーマンス」と聞くと、色々と想像ができると思いますが、「シネマイム」と聞いてもまったく想像できないと思います。
当たり前です。誰もやっていませんから。
だって、例えば「ダンコンジェクイ」という言葉を聞いて「ああ、こんな感じね」と理解できますか?できないですね。それと同じです。

違うな。
一応、シネマとマイムは認知されている言葉ではあるから、例えるなら「スマホケース」みたいな感じか。
ああ、一発でピンとくるな。
なんでだろう。
あれか「スマホをケースする」という感じで成立するからかな。
その法則に則るとシネマイムは「シネマをマイムする」ものです。
ほおお、さっぱり分からない。

マイムって言葉がちょっと想像し難いのか。
パントマイムの語源は「全てを真似する」
つまり「シネマイム」は、シネマ=映画、の全てを真似する。となる。
しかし、ここで問題になるのが映画というものの特殊性だ。
時間も空間もカットを変えれば簡単に飛び越えられる。
どの人物の視点なのか、はたまた俯瞰した視点なのかも一瞬で変えられる。
登場人物たちは人間出来ないことをやってのけ、人外だって登場する。
こんなものの全てを真似するなんて、できるの?と思いませんか?
私は思います。

しかしそれを実現させるのが、シネマイム。
観客のイメージに働きかけるというのはシアターという限定的な場所で上演される、
パントマイムや演劇に課せられた使命であり、それ故に進化してきた魅力。
壁が見えたり、ロープが見えたり、舞台上が鹿鳴館に見えたり、身に覚えがあるでしょう。
その変化形として映画が見えたとしてもなんら不思議はない。
そしてパントマイムで壁やロープというのが単なる技術であって、
表現しているのはもっと別の何か(作り手の視点に直結した何か)であるように、シネマイムも、映画が見える上に更に表現したいものを持っているのです。

映画を見ているとき、同時に映画のイデアを見ている。

イデア。真の形や原型と言われるもの。
この場合は"らしさ"とでもいいましょうか。映画らしさ。
例えば演劇を見せられて「映画です」と言われてもNo!ってなりますよね。
それはなぜか。映画じゃないからです。それでは、演劇をどうすれば映画になるのか?
撮影して上映する?大道具とかをリアルにする?
そうやってどんどん映画に近づけていったらそれは演劇ではなく映画になるのでしょうか?
それを可能にするのが、映画に対して人が抱いている映画らしさ。
これを与えることができればきっと演劇を映画にすることも可能だと思います。
このらしさがイデアなのではないでしょうか。
イデアは、映画のみにとどまらず、作品や監督単体にも存在します。
例えばハリウッドらしさ、邦画らしさ、スピルバーグらしさ、ダラス・バイヤーズクラブらしさ、ジャッキー・チェンらしさ、ジブリらしさ、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥらしさ。
テンナインはこの「らしさ」を再現・表現したいと考えています。
その作品をその作品たらしめているもの。
このイデアはきっと個々の作品の感想に因らずに存在しています。
これを上演できたとき、我々も観客も"同じものを観る"という稀有な体験をするのだと思います。

頭の中で電球が灯るような体験を

さて、それではあなたがシネマイムを観たとき、どんな体験となるのか?
試しに、ある映画に対するあなたの中の記憶や印象、または全くの白紙の上に、急に"これがその映画じゃないですか?"とボスっと置かれたときにどうなるかを想像してみてください。
納得する?すごく納得する?戸惑う?つっこむ?
そのいずれもの反応が生まれる可能性があるのがシネマイムです。
実際に上演時に、感嘆、笑い、突っ込み、疑問、感動、納得と様々な反応が見られます。
言葉にすると、
「そうそう!」「分かる!」「分かった!」「たしかにそうなってた!」「ちょっと違う!」「ぜんぜん違う!」「なんかイメージある!」「あー!思い出した!」「初めて見た!」
「帰りにTSUTAYAに寄って観なおします」「観たことなかったけど帰りにTSUTAYAに寄って借ります」
など多種多様。若干TSUTAYA寄り。

しかしWEBでは伝わらない

とまあ、そんな特性のあるシネマイムなのですが、ここまで画像と言葉だけではなかなかピンと来ないと思います。
字を読むのに飽きてきたあなたなんかは、もうYoutubeで「シネマイム」と検索を始めているかもしれない。

ちょっと待った! Waited!

シネマイムは映像にすると面白さが目減りします。5割。
あくまでもライブパフォーマンスなのです。
撮影の仕方にもよるのだと思いますが、記録映像的に定点で撮影したものに、生で体験している人間の視点や音の拾い方、雰囲気に対する感覚が再現されているわけがないのです。
これは、テンナインが自他共に認めていることでして、見ないと分からないという声は内外からもう飽きるほど聞いているのです。
そこで、テンナインは稽古場見学を広く推奨しています。
― テンナインに仕事を依頼したい方
― キャスト募集に応募したい方
― スタッフで参加したい方
いずれもぜひ稽古場に一度シネマイムを観に来てみてはいかがでしょうか。
それからの判断でも遅くはないと思います。

フランスの演劇人ジャック・ルコック氏

シネマイム。テレビデオみたいにまるで造語のような響きです。
もともとは造語的な言葉の成り立ちなのかもしれませんが、テンナインが言い出したことではありません。
フランスの演劇人ジャック・ルコック氏。彼の演技メソッドのひとつなのです。
演劇メソッドというと、スタニスラフスキーシステムが有名ですが、ルコックシステムと2大演劇メソッドと思っています(私見)。
演劇をあまり知らなくてピンと来ない方に分かりやすくいいますと、演劇界のMacとWinsowsです。
もしくは、iOSとAndoroidです。
興味がありましたらぜひ調べてみてください。

そしてテンナインのシネマイムとは

このルコック氏のシネマイムを、テンナインは集団化、かつ環境に応じて活弁役を設けることで、コメディ・パフォーマンスとして上演しています。
前述のとおり、映画の名シーンを再現することで、頭の中に電球が灯るような体験をお届けしたいと考えています。
アートフェス、ライブイベント、大道芸、結婚パーティー、宴席、地域振興イベント。
色々な人に向けて、様々な場所で活動しています。

― あの映画の名シーンを、いま目の前で
テンナインのシネマイム。

ぜひ、観に来てください。

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